
恋愛カウンセラー・イサキです。
今回は、
- モテない人や結婚できない人は嘘が足りない、正しい嘘を使いこなせという話。
- 正直者が一番残酷という話。
- 好きな人にまた会いたい離れたくないと思わせ、追われる嘘の恋愛テクニック。
を、お話します。
YouTubeでお話しした内容の書き起こし記事になります。
「 嘘つきは泥棒の始まりと、おばあちゃんが言っていた。」
そういう経験、あなたもあると思います。
こういう刷り込みは、絶対に消えないので、今回の嘘の話、どうしても頭に入ってこない人、いると思います。
どれだけ私が要素を分解して説明しても、嘘なんて絶対につけないと、感情的にシャットアウトしてしまう言う人、いると思います。
そう言う人は、今回の話、まあ、そういう風にもいえるよね? とだけ、知識としてだけ、頭の片隅にいれておいてください。
嘘の使いこなし心理テクニックって、恋愛においてとても大事な話なので、知っておくだけでも、今後の人間関係や恋愛がラクになると思います。
まず、最初に、モテない人や結婚できない人は嘘が足りない、正しい嘘を使いこなせという話からします。
嘘の使いこなし心理テクニック
そもそもあなたは、嘘をつくことは、すべて悪いことだと思い込んでいませんか?
嘘は単なる悪行、人を傷つける悲しい行為だと思っていませんか?
たとえば、自分が君を幸せにする、一生大事にする、というセリフ。
これ何の根拠もないただの努力目標です。ビックマウス。ある意味で嘘です。
50年後 「確かに、間違いなく、一生大事にしましたね」 という結論も結果もまだ出ていない以上、正直でも、正しい結論でもない。
でもこの嘘って、自己実現しなくちゃいけなくなる、自分を追い込む、自分に対するプレッシャー、努力目標でもある。
正直しか取り柄のない人って、自分が君を幸せにする、一生大事にするみたいなことも、責任取れないから言えないって思って、絶対に言えないんですよ。
モテない人や結婚できない人はまじめすぎて、固すぎてぎて、嘘が足りない、正しい嘘も使えない。
正しい嘘を使いこなせない理由は、嘘と、騙しと、虚言癖が頭の中でごっちゃになっているからだと思います。
確かに嘘は 「正直ではない」 という一面において、嘘は騙しと同じ要素もありますよね。
そう言う意味では、嘘という表現を使いこなすことは、難易度がすごく高い。
誤解もされます。
多くの場合、相手を傷つける目的があって、本当ではないこと、欺くためにありもしない話をすること、それらをまとめて 「騙す」 って行為です。
また、プライドの高さから、虚栄心を満たしたい、、承認欲求を満たしたいと思い、何の努力目標でもない、自分を正当化するためにあることないこと、方言する。
それはただの虚言癖だと思います。
私は国語学者ではないので、何を持って嘘か? 何をもって虚言癖か?は、ここでは論じませんし、あなたが嘘、騙し、虚言癖をどう受け取って、どう分けて使っているかも知りません。
今回の話は、そこじゃない。
嘘を全部悪いものと決めつけて、嘘を一切使いこなせないでいるならば、誰とも付き合えないし、誰とも結婚できなくなるよという話なんです。
嘘は「やさしさ」でできている。
少なくとも、嘘を一切ついたことがないと言い切り、自分は正義の代理人だみたいな顔をしている人は、基本的に全員サイコパスで、怖い存在だと思っています。
身近なところで言うならば
- あなたは本命じゃなく浮気相手なんだよね、と言うとか
- あなたって見れば見るほどブサイクだよね、と言うとか
- あなたにLINE返すの、最近めんどくさくて、と言うとか
そしてとどめに、
私、嘘言えないからさ、ごめんねと、言うとか。
相手のためを思ってとかいいつつ、言いたい放題。
こんなこと、正直に言ってくれてうれしい、ありがとうだなんてこと、思えませんよね。正直者が一番残酷という話ですよ。
確かに嘘はないけど、これ、人としてどうなの? 付き合っている意味ある? こっちの存在価値をなんだと思っているのって感じませんか?
上手に嘘をつけば、どれだけ人が傷つかないか。
ここまでの話で、ズバズバと、遠慮なく、包み隠さずものをいうムカつく上司や先輩を思い出したあなた、それ正解です(笑)
正直こそ好かれるポイントだと思い込み、絶対の正義だと思って生きている人って、実は、正直しか取り柄がなく、誰からも好かれない、追い掛けられない、友達も少ない、恋人もいない、それでいて、なぜ自分はこんなにいい人なのに好かれないんだろうと悩んでいます。
そして、正直が取り柄である人の多くは、言葉にならない言葉、言葉と言葉の間にある感情を理解できません。
例えば、二度と会えない彼女からの、最後の「またね」のLINE。
二度と会うつもりがないから、これは思いっきり嘘なんだけど、この嘘が最後のやさしさ、最後の気遣いだと、正直な人は気づけない。
その意味も、やさしさも理解できず、本当にまた会えると信じている。
だって正直って、そういうことだから、またねってことはまた会うって約束だからとか思っちゃう。
さぞかしたくさん彼女を傷つけてきたんだろうなと予測できますよね。
悪気はないんだろうけど、すごく残酷は人なんだと思います。
きっと、彼女がいつもついてくれていた、やさしさ、小さな嘘にまったく気づけなかったはず。
だから彼女はあなたと別れたんだろうなと思います。
では、一方で、正直と誠実って似てますけど、まったく違うって、わかりますか?
誠実は相手のため、相手の喜ぶことためなら、傷つけないためなら、常識的な範囲でなんでもする、自分にできることでしてあげるという心の姿勢、あり方です。
誠実であろうとするならば、ちょっとした嘘などいくらでもつく。
例えば、あなたが不治の病であと100日後に人生が終わる、長くないとする。
でも自分が死ぬことで、彼女の人生に悲しみを残したくない、彼女を悲しませなくないから、あえて冷たくふる。他に好きな人ができたと嘘をついて別れる。
正直者であれば、全部暴露して丸投げするのに、
- 相手のために何が一番いいことか?
- 相手のために今、自分ができることはなにか?
その心、まさに誠実であると言えます。
好きな人を惹きつける嘘のテクニック。
人は魔法使いでも神様でもない。時として嘘がなくては誠実であろうとすることさえできない。
嘘は、人と人をつなぐ、ちょっと悲しいやさしさ。
正直と誠実って、これぐらい違うんです。
では、最後に、好きな人に追い掛けられる嘘って何か?
好きな人にまた会いたい離れたくないと思わせ、追われる嘘の恋愛テクニック。
相手の興味を惹きつけて、もっとあなたのことを知りたいと思わせる嘘って何か?
その答え、実はここまでの解説ですでに出ています。
相手のためにと思って、嘘をつくことはやさしさ。嘘は相手とってとてもやさしいし、嬉しい。
ここまではおわかりいただけたと思います。
でも嘘は嘘なので、言っていることとやっていることが合わないことがどうしても出てきます。人は万能ではありません。
そのズレがあれ? っと思わせ、相手の心を不安にさせます。心に空白ができます。
自分のこと素敵だと言ってくれていたのに、他の人ともすごく仲がいい。
その服かわいいって言ってくれたのに、他の人にも同じこと言っている。
なぜか、すごく気になってしまいますよね?
これが、ヘアサロンで働く男性が、女性客からめちゃくちゃモテるまくる理由。
1人のお客さんばかり褒めるわけにはいきません。
あっちの人、こっちの人、全てのお客様を平等に扱わなくてはいけません。
かわいい、似合っている、素敵という正しい嘘。
というか、そもそもこれを言うのが仕事です。かわいくしてあげるのが仕事です。
言われたほうにすれば、私に、かわいいよって言ってくれたのに、別のお客さんにも可愛いよって言ってくれる。
くやしい、気になる、なんかもっと言わせたくなる。
そしてそんな状態でストレートに、今回の髪型は似合っていない、今日のかわいい服にはこの髪型が似合うとか、ハッキリ意見を言う時もある。
これも仕事なんですけど、言われた方にすれば、たまらない。
いつもおだてるばかりじゃないから、安心感だけじゃなく信頼感がわきます。
嘘、嘘、嘘、ときどき本当という流れで人に接すると、めちゃくちゃ好かれるし、めちゃくちゃ信用される。
でも、嘘は嘘なので、言っていることとやっていることが少し合わないことがどうしても出てきます。人は万能ではありません。
そうすると人は、そのずれを埋めたい、言ってることとやっていること、違う気がするその人のこと、もっと相手のことを知りたい、この人って本当はどんな人か知りたいと、興味をもたれ、独占欲を掻き立てることができる。
逆に、正直者みたいに、本当、本当、本当、ときどき嘘という流れで人に接すると、めちゃくちゃ嫌われるし、その嘘1つで信用のすべてをなくす。
本当のことをビシビシ言うだけの人の近くに、誰がいたいと思うかということですね。
ヘアサロンの男性店員を例にして話しましたが、
あなたが男性でも女性でも
学生でも社会人でも
年齢が若くても歳をとっていても
嘘の上手さ、使い方に、それほど大きな違いはありません。
あなたの周りにいるモテる男女をよく見てください。
ポジティブで、誰も傷つけない、良い嘘、良い洗脳、良い言葉は、どんどん言っていませんか?
あなたも、そうやって正しい嘘をついていると、狂ったようにモテ出します。あなたの恋愛が好転し始めます。
正直すぎる恋、正直すぎる人生は、固くてなかなか実りません。
ポジティブで、誰も傷つけない、良い嘘、良い洗脳、良い言葉は、どんどん言っていきましょう。
今回は、
- モテない人や結婚できない人は嘘が足りない、正しい嘘を使いこなせという話。
- 正直者が一番残酷という話。
- 好きな人にまた会いたい離れたくないと思わせ、追われる嘘の恋愛テクニック。
を、お話しました。
次回もまた聞いてください。
イサキでした。